職場でのご機嫌とりが疲れる!「気遣いすぎる」自分を変える方法

職場で上司に対してのご機嫌とりで疲れてしまったり、無意識的に気を使ってしまう自分の性格がイヤになってしまている時に。

不用意に気を使う事なく、ビジネスで必要な事を淡々とこなしていくためのテクニックをまとめました。

 

1:他人の評価を気にしない

相手に気を使うという行為はなぜ必要なのか? のおおもとを辿ってみると「他人から嫌に思われたくない」という部分の一因として考えられます。

つまり他人の評価が気になるので、相手の自分に対する評価を下げないための防衛手段として「気を使う」という行動になってしまうという事。

アドラー心理学等でも頻繁に言われている事ですが、「他人の課題」と「自分の課題」を一緒くたにするのはNGで、「他人にどう思われるか?」をベースに仕事をするべきではありません。

 

2:妥協しての返事をやめる

何となく相手に悪く思われたくなくて、本来は「NO」というべきところを気を使って「YES」と言ってしまうというのはよくある話。

ビジネスシーンでは、そういった「妥協のYES」が続いてしまうと、どんどん気疲れしてしまって自分を追い込んでしまう事になります。

こうした間違いを繰り返してしまう理由は、「上司の言う事は絶対に聞かなくていけない」「嫌な事でも続けるべきだ」という「思い込み」や先入観が邪魔している場合が考えられます。

こうした思い込み&先入観にとらわれないためのテクニックとしては、「時には上司の言う事を聞かずに、自分の意見を言ってみよう」「嫌な事を続けるよりも、やりたい事をやった方が生産性があるのでは?」と、思い込みとは逆方向の視点を持ってみる方法がおすすめです。

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3:ビジネスのゴール地点を明確にする

相手に気を使いすぎている人は、激しい言い方をしてしまうと「他人に気に入られる事」「上司の承認欲求を満たす事」がビジネスのゴール(結果)となっているかもしれません。

ビジネス上でのゴールは「金銭的なもの」「社会的なミッション」等、様々なものがあり、自分のポジションや役職によっても変わってくるものですが、少なくとも「職場の人間の顔色を伺って、気に入られる事」はゴール地点にすべきでない事は明白です。

仕事をする上で、円満にチームでビジネスをすすめていくために、時には相手に敬意を払って、気を使わなくてはいけない「過程」がある場合はあります。

ただ、その過程がゴールになってしまってないかどうか? 今一度、振り返ってみる必要がありそうです。

 

4:自分自身のご機嫌をとる

他人の機嫌をとる事にパワーを注いでいるなら、その分のエネルギーを自分に対して向けた方が有益です。

「自分自身のご機嫌をとる」というのは、「自分自身を応援する」という事。この時、特に何か変わった事をする必要ななく、(頑張ってる自分えらい!)のように、応援しようとする気持ちさえあればOK。

こうした気持ちがあるだけでも、自然に自分のご機嫌をとる事が可能で、自分がご機嫌な状態になる事で、まわりとの人間関係もより良いものに激変すると言われています。

海外の人から見ると、日本人は自分自身の能力を発見したり、他人の良いところを見つけるのが下手くそなのだそう。

自分への機嫌をとる事で、今までは気づかなかった自分の隠れた能力を発見でき、それを習慣化する事で、他人の良い所も発見しやすい状態に。他人の良いところを見つけれるから、より良い人間関係が構築できる…という正のスパイラルが発生します。