給料をあげてもらいたくて、直談判に行く前に。あらかじめ確認しておきたい「給料アップのための交渉術」を紹介します。
1:自分ができる事を明確にする
給料が上がらない理由は様々ですが、まずは基本に立ち返って「会社が求めている事」と「自分ができている事」を明確にしておきましょう。
自分が受け持っている仕事と、会社がその仕事に対して求めている事の差が大きいほど給料は上がりくくなり、逆に差がほどんとなかったり、会社の期待以上の事ができているなら給料アップの交渉もやりやすくなるはず。
「できている事」を明確にしておくことで、もし給料アップができなかった場合でも「どんな部分を埋めれば、アップできるか?」と明確にできます。
2:どれぐらいの給料アップを求めているのかも明確にする
漠然と「いくらかは決めてないけど、給料アップして欲しい!」というのは実際の交渉の場で気まずくなる原因。
「なんとなくで言ってるの?」となってしまいがちです。
なので、最初の「自分ができている事」と「会社が求めている事」のすり合わせをまとめてみた上で、世間的な情報や同じ同業者の状況等も調べた上で、「こういう実情があるから、◯◯円はアップして欲しい」という基準をもうけておくべきです。
はっきりとした金額がある事と、それに対する根拠を伝えれる事で、交渉相手にも真剣度が伝わりやすくなりますね。
[pc]スポンサードサーチ
3:交渉相手を見極める
実際に交渉する時には「この人に言って、給料アップはできるのか?」「そういう立場にある人なのか?」という事を見極めて上で交渉するようにします。
理想的なのは、確実な決定権を持っている人に直接交渉すること。
大きな会社で、そういった権限の立場の人と話せない場合でも、直属の上司に相談するのか、上司の上司に相談するのが良いのか考えた上で話をすすめるようにします。
ちなみに、決定権がない人にしか相談できない場合でも、最初に決めておいた「給料を上げて欲しい根拠」等が整理されていると、自分に変わって上司が交渉してくれる場合にもスムーズです。
4:交渉するタイミングを見極める
交渉するタイミングとしておすすめなのは、「自分の能力を最も発揮している時期」「自分が抜けると業務に支障がある時期」等、自分の必要性を感じてもらいやすい時期にやるのがおすすめ。
例え、その時期的に会社に余裕がなかった場合でも、余裕ができた時に交渉する際の有利な交渉材料にできます。
5:相手の正確に合わせて準備しておく
交渉する相手はどんなタイプの人か?を見極めた上で最終準備を進めておきます。
論理的な思考の上司には、ここまで紹介したような論理的な分析&それを証明できるような書面や数字の書類等を。
感情的に動きがちな上司にも、論理建てた説明は必要ですが「これからの情熱」「会社への熱意」等、数字以外の部分での「気持ち」の部分が伝わるような「決意のメッセージ」もいくつか用意しておくのがおっすめです。