会社の労働時間が長すぎて辛い!という時に。そもそも体制的にそうならざるを得ない会社は別として、自分自身で無意味に長くしている場合には、自主的に短くする事ができます。
1:優先事項を絞る
To-Doリストを作ってそれを順番に処理していこうとする仕事のやり方は効率的ではありません。
増えすぎるTo-Doリストによって、精神的なストレスも増え、「区切り」がないのでダラダラした作業になりがちだからです。
To-Doリストを作る場合でも、「今日やるべき事3つ」のように やる数を絞ってしまって作業に入る方が効率的。
「1日に3つやればOK」なので、目標も見えやすく、終わった後の達成感(仕事やったった感)も得やすく、翌日の業務にも良い影響を与えます。
2:業務を早めて定時に帰る
残業として長時間労働を行っても、より効率を下げるだけ。「本来なら終わってるはずなのに…」という部分と、1日の疲れが溜まってる状態になってしまってるのがその理由。
残業をするぐらいなら、まだ人の少ない早めに出社して早めに業務に取り掛かるようにし、「絶対に残業はせず定時に帰る」という方が無駄な疲れをためる事もありません。
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3:メールを見る時間をまとめる
メールを業務の合間にこまめに見てしまうと、その度に、業務がストップしてしまいます。
また、メール内容によっては、「相手にすぐ返信しなくては」「すぐ、この問題に取り掛からなければ」という属性のものもあり、せっかくノッてきた仕事の手を止める必要が出てくる場合も。
メールを見る時間そのものも「1単位の仕事」として、まとめるようにし、事前に相手先にもその旨(メールをいつぐらいに返せそうか)を伝えておくとスムーズです。
4:必ず制限時間を決める
ひとつの業務に対する明確な制限時間を設定します。なんとなくこれぐらいの時間までに終わらせる…というものではなくて、はっきりとした時間です。
最初は困難かもしれませんが、指定した時間になったら例え途中までしか出来ていなくても、次の作業にとりかかるぐらいの気持ちで。
制限時間を設定する事で、「邪心(ちょっとSNSでも、ちょっとタバコでも)」が働らなくなり、どうすれば時間内に終了させる事ができるか? そのために自分には何が足りないのか?という課題点が明確になってきます。
5:「長時間労働=悪」の考えを持つ
特に飲食店舗やサービス業等、もともと長時間労働を基本とする職場に多いのが、「休まずに長時間働いてこそ優秀な社員だ」という考え。
「風邪ごときで休むなんて…」と未だに考えている、古臭い体質の会社すら存在しています。
経営者や組織が求めているのは「長時間休まずに働く」事ではなく、「会社としての利益を最大化させる」方が重要なミッションのはず。
能力の低い経営者や組織は、利益を最大化させるための手段が「長く働く」程度の事しか思いつかない、残念な人達という事になります。
ゾゾに代表される「6時間 労働」のように、短い時間でも集中して働く手段はいくらでもあり、海外では そういった考えの方がスタンダード。 プライベートの時間をしっかり確保してこそ、自分の人生をより輝かせる事ができます。
長時間労働は英雄でも善でもなく、はっきりと「悪いこと」と認識するのも大事です。